横浜駅の西口エレベータを使った効率的な乗降を考える

帰宅方法

 こんにちは。エレベータに乗るときにいつも別のフロアから乗ってきた人でいっぱいになっていてなかなか乗れない…という経験をした人はいませんか?

 今回はそのような方々を対象にエレベータを使って目的のフロアに到達する効率的な方法をお届けします。

この記事を記載するにあたり、エレベータの混雑が常態化している横浜駅西口のエレベータを例にした利用方法をお届けします。

この記事で想定する読者

  • 横浜駅をご利用されている方
  • 東急電鉄と他の鉄道との乗り換えを検討されている方
  • 車いすをご利用の方
  • ベビーカーをご利用されている方
  • スーツケースなどの大きな荷物を抱えている方

横浜駅ってどんなとこ?

 まずは、今回考察を進める横浜駅について紹介しよう!

図2-1. 横浜駅西口の様子

 横浜駅は神奈川県横浜市に存在するターミナル駅ですね!

 横浜駅は下記の6社が乗り入れる関東の一大ターミナルとなっています。

  • JR線(東海道線、横須賀線、湘南新宿ライン、根岸線、京浜東北線)
  • 京急本線
  • 横浜市営地下鉄ブルーライン
  • 相鉄線(相模鉄道本線)
  • 東急東横線
  • みなとみらい線

 この横浜駅は東京・品川、新宿方面へ出ることはもちろん、羽田空港・成田空港方面、藤沢、茅ケ崎、鎌倉方面、みなとみらい方面等、主要都市、観光地区、住宅街を結ぶ鉄道網が形成されている。

 さらに西口駅前には横浜市営バスターミナルが存在し、鉄道があまり発達していないエリアもバスでカバーするという優れたターミナルエリアとなっている。

 横浜駅周辺にはオフィス街以外にも商業施設も多数存在するため、観光地としての側面も併せ持つ駅であると言える。

 横浜駅構内の外観図を以下の図2-2に示す。

図2-2. 横浜駅構内外観図

どんな人が利用する?

 前述の通り、横浜駅そのものが関東地方の移動拠点となるターミナル駅として機能していることに加え、商業施設の機能も併せ持つため、主に以下のような人が利用します。

  • 地元のサラリーマン
  • 学生
  • 地方や海外からの出張者
  • 観光客(海外からの旅行者を含む)
  • 地元の主婦や子連れのファミリー層

 以上より、横浜駅は関東在住の社会人、学生の方の帰宅ルート上最重要拠点の1つとなっている。

 また、出張者の帰宅ルート上も重要拠点となっているため、横浜駅の構造を把握しておくことは充実した帰宅ライフを送るうえで重要な拠点である。

 そういうわけで、横浜駅は混雑が常態化しているターミナル駅なので、駅の構内を円滑に移動するのはなかなか難しい。駅の周辺や構内をスムーズに移動できるのはせいぜい深夜帯か電車の始発前となる早朝の時間帯くらいなわけである。

横浜駅西口のエレベータの場所

 では、今回考察をする横浜駅西口のエレベータが存在する場所について説明する。

 横浜駅西口のエレベータは図4-1に示す赤枠で囲った位置に存在する。

図4-1. 横浜駅西口 エレベータ案内図

 上図4-1の赤枠エリアを横浜駅西口の外からアクセスすると下図4-2~4-3のようになる。

図4-2. 横浜駅西口のエントランス

 正面に進むと下図4-3のようになる。エレベータは下図の赤枠で囲ったエリアに存在する。

図4-3. 横浜駅西口のエントランス内部(赤枠部分がエレベータ)

 図4-3からさらに正面を進むと階段とエスカレータがあり、京急本線、JR線の改札があるB1エリアにアクセスできる。

西口エレベータの各フロア紹介

 ここでは、前項で紹介したエレベータでアクセスできる各フロアの紹介をする。

 各フロアの特徴を表5に示す。

表5-1. 横浜駅西口の各フロアの特徴と利用者

主な施設主な利用者備考
1Fバスターミナル
相鉄線
横浜市営地下鉄
JOINUS (商業施設)
バス利用者
商業施設利用者
相鉄線や地下鉄線からの乗り換え
B1Fとの移動で混雑するエリア
B1FJR線/京急線
地下商業施設
JR線・京急線利用者
商業施設利用者
一番混雑するエリア
B2F連絡通路きた通路・みなみ通路利用者相鉄線/横浜市営地下鉄乗り換え
ベイクオーターエリアへのアクセスで利用
B3F東急線
みなとみらい線
東急線・みなとみらい線と他路線の乗り換え混雑はするが、1F,B1Fほどではない。

 まず、1F部分だが下図5-1のようになっている。

図5-1. 横浜駅西口1Fのエレベータの様子

 上図5-1の通り、この横浜駅西口入って右側のエリアには黄色のエレベータと青色のエレベータの2つが存在する。

 青いエレベータは1FとB1Fの間のみ移動できる。一方黄色いエレベータは1FからB1F、B2F、B3Fの各フロアに移動可能。

 参考までにエレベータの内装の様子を下図に示す。

図5-2. エレベータの内装

 エレベータの内部は車いす2台分がぎりぎり入るくらいのスペースである。

 これは大体、荷物を持っていない大人が7~8人入るくらいのスペースである。

 では、B1Fの様子を見てみよう。

図5-3. 横浜駅西口B1Fの様子 

 このエリアはJR線の改札口と京急線の改札口及び東急東横線の改札口につながるエスカレータが存在し、各フロアの中でも特に混雑するエリアとなっている。

 エレベータ付近は下図のような感じである。

図5-4. 横浜駅西口B1Fのエレベータ付近の様子 

 そこそこ人が多いように見えるが、これはまだ人が少ない方である。

 続いてB2F。ここは南北連絡通路となっており、きた通路、みなみ通路へアクセスできる。

 西口B2Fのエレベータ付近のエリアを撮影したのが下図5-4になる。

図5-5. 西口エレベータB2Fの様子

 この図のみなみ東口・みなみ西口方面を撮影したのが下図5-5である。

図5-6. みなみ東口・西口方面通路の様子

 きた通路はベイクォーターエリアへ、みなみ通路は相鉄線や横浜市営地下鉄のある改札エリアへアクセスできる。

 図5-5, 5-6をご覧いただいてもわかる通り、この通路は鉄道やバスの乗り換えをするB3,B1,1Fと比較しても利用者は少ない。

 最後にB3F。ここは東急東横線、みなとみらい線の改札口へアクセスできる。

図5-7. 西口B3F東急東横線改札口付近の様子

 東急東横線を利用する人、及び乗り換えをする人が多いため、B1Fほどではないがそこそこ混んでいる。

図5-8. 西口B3Fエレベータの様子

 東急東横線は地下3Fなので、ベビーカーを引いているご家族の方や車いすをご利用の方がよくこのエレベータを利用されている印象を受ける。

どうすれば効率的に目的のフロアへ到達できるか?

 さて、では本題へ入ろう。

 この横浜駅西口はエレベータを利用するとB1FからB3Fになかなかアクセスできないという問題を抱えている。

 なぜこのような現象が起きるのだろうか?

 これは主に下記の理由に起因していると考えられる。

  • 横浜駅西口のB1Fの利用者がめちゃくちゃ多い
  • 横浜駅西口のB1Fはエレベータによる移動では中間階層に位置している
  • B1F~B3F間の移動者が多い

 順番に見ていこう。

 まず、そもそもだが、B1Fは京急線、JR線の改札口が存在し、このフロアでの鉄道乗り換えをする人が非常に多い。

 次にこのB1Fがエレベータにおける中間階層に位置していることも問題だ。即ち、1F~B1F間では相鉄やブルーライン(横浜市営地下鉄)からの乗り換え客、バスからの乗り換え客、その他地上からJR線または京急線に乗り込む人たちが殺到するフロアであるため、非常に人の移動が多い。

 そのため、エレベータは1F~B1F間で利用する人も多いうえに1F→B3Fまでの移動や1F→B2Fに移動し、連絡口にアクセスする人もエレベータを利用するからである。

 最後にB1F~B3F間も東急線~JR線または京急線の間で乗り換えをする人が多いため、エレベータは慢性的に混雑するという問題を抱えている。

 上記のような状況を踏まえると、もはやエスカレータや階段で移動した方が結果的に早いケースは多々あるのだが、どうしてもエレベータを使わなければならない方は一定数存在する。

 では次に、具体的なユースケースを用いつつ、効率的なエレベータの利用方法を提示する。

(シナリオ1)

B1FのJR改札口/京急改札口があるフロアからB3Fの東急電鉄の改札口へアクセスしたい時

(方法1)青色または黄色のエレベータでいったん1Fへ移動し、その後黄色のエレベータでB3Fに降りる。

図6-1. B1FからB3Fへのお勧め移動方法

 青のエレベータはB1⇔1Fのみの移動となっており、黄色のエレベータと違って利用者も少ないから、青のエレベータを使った1Fへの移動がSTEP1としてはお勧めである。

理由:

・1Fはエレベータの最上階。下から上がってきた人は1Fで全員降りるため、1Fでは一定の人数は確実にエレベータ内に入れる。

(前述の通り、B1Fで待機していた場合、1Fから降りてきた人で既に満員であればエレベータに乗れない。)

・JR/京急改札口を出るときに北側の改札口から出られるならきた西改札口のエレベータを利用するとなおよい。

補足:

 京急利用者の中には羽田空港へ移動する人または羽田空港から横浜駅に戻ってきて東急電鉄に乗車する人が一定数存在する。

 大きなスーツケースを持ちながらの移動をなるべく避けたいという方はこのきた西口ルートのエレベータ利用かエスカレータ利用を検討した方が良いでしょう。

(シナリオ2)

B3Fから各フロアへアクセスしたい時

(方法2)

・素直に順番待ち

図6-2. B3Fから各フロアへのお勧め移動方法

・きた西口改札からアクセスする

図6-3. B3Fから各フロアへのお勧め移動方法2

 エレベータは1つではないので、混んでいなさそうなエレベータがあるならそちらを使った方が効率的でしょう。

(理由)

 B3Fは最下層なので、確かに多少混みはするが、必ず一定数はエレベータに乗り込むことができるので、B1Fの時ほど時間がかかることはないでしょう。

 また、可能なら、東急電鉄の改札口を出る前に西口エレベータときた西口エレベータのどちらが混んでそうか遠目から確認できるとより効率的に動けると思います。


(シナリオ3)

B2Fから各フロアへアクセスしたい場合

(方法3)

・きた西口エリア(混んでいない方)のエレベータを利用する。

図6-4. B2Fから各フロアへのお勧め移動方法

(理由)

 前述の通り、西口エリアのエレベータは激混み状態が予想される。B2Fは中間階層なので、エレベータが満員だった場合、何度もエレベータを見逃す必要がある。

 加えて、B2Fは連絡通路となっており、広い移動スペースがあるため、西口エレベータ、きた西口エレベータ間の移動は容易である。

 以上のことから、比較的混雑がましだと予想できるきた西口のエレベータを利用する方が効率的である。

他のエレベータでも応用可能?

 これまでの考察で横浜駅が抱えるエレベータの利用問題に着目して解決策を模索してきた。

 では、今回提示した解決策は他のエレベータの利用時にも応用できるのだろうか?

 答えはYesである。

 例えばデパートやofficeビル、タワーマンション等のような建物でも応用可能だと考える。

 つまり、エレベータの利用者の多くは地上(あるいは特定の階)へのアクセスが集中する一方で、各フロアの利用者は上の階層(または最下層)に行くほどエレベータに乗っている人が減るような構造になっていると考えられる。

 結局このようなユースケースにおいても中間階に位置する人ほど、エレベータに乗りづらい構造になっている。

 そのため、あえて最短ルートを通らずに目的地と逆の方向のエレベータにいったん乗ることで結果的に目的のフロアへ素早く移動することが可能となるケースが存在する。

 また、エレベータが複数台存在する場合には別エリア、別のエレベータを利用することで早く目的地に到達できることもあるので、エレベータ利用前に同一フロア内のエレベータの位置をチェックしておくとよいでしょう。

さいごに

 今回はエレベータの利用問題について横浜駅内のエレベータを例にとって考察結果を共有しました。

 読者の皆様が利用するエレベータで同様の問題が起きているようであれば、是非一度この記事で共有した考察結果を試して頂ければと思います。

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